Spaghetti Coder's Memo

趣味のことを書いていこうと思います。

Node.jsのバージョン管理どうしてる?

Node.jsのバージョン管理ツールを探そうとすると、人によってはnvm派だったり、nvmからnodebrewに乗り換えた人がいたり、初心者には「結局どれを使ったらいいのよ?」っていうサッパリな状態だったのでまとめてみました。

人気度

Google先生に「node.js バージョン管理」と聞いて、いくつか出てきた中のnvm, nodebrew, nodist, ndenvの過去5年間の人気度を調べてみました。

圧倒的にnvmが優勢ですね。他に目を向ける必要はなさそうです。

使い方

基本機能

Node.jsのバージョンアップや切り替えの仕方など基本的な操作はどれを使っても大きな違いはありませんでした。 なお、Windowsユーザーはnodist一択のようです。

プロジェクトごとのバージョン管理

プロジェクトごとに使用するNode.jsのバージョンを管理したいということはよくあると思います。

nvm

$ echo "5.9" > .nvmrc
$ echo "lts/*" > .nvmrc # to default to the latest LTS version
$ echo "node" > .nvmrc # to default to the latest version

実際にNode.jsのバージョンを設定して使用するには以下のコマンドを実行します。

$ nvm use
Found '/path/to/project/.nvmrc' with version <5.9>
Now using node v5.9.1 (npm v3.7.3)

nodebrew

nodebrewではできないようです。

nodist

> nodist local 4.x
# Sets the node version requirement per directory (including all subdirectories).

ndenv

ndenv local v6.10.0

ディレクトリ直下に.node-versionが生成されます。

総評

macの方はnvmかndenvのどちらか、Windowsの方はnodistを使うのが良いでしょう。